road to spine

大学院で臨床・研究中の整形外科医 脊椎外科医になるために必要な事を備忘録も兼ねて たまに資産形成、英会話などについても

アフィリエイトサイトみたいな感じの題名になってしまいました、、
いま、某業務で過去問と見比べながら今年発売された整形外科Q&Aの新版を読んでいます
5年前に発売された旧版と比べると構成、内容ともに変わっており、しかも直近の過去問は新版にしか載ってないものもあります
旧版から削除された項目は、今年の試験では一問も出ていませんでした
主な違いとしては
・臨床問題の削除
・ロコモなどの項目の追加
などです
分厚さは変わりませんが、時間のかからなかった臨床問題がなくなり、結果としてボリュームアップしています
もし旧版で勉強進めている方がいるようでしたら、勇気を持って買い替えをお勧めいたします







先日脊椎内視鏡の研修で、講師の先生が普通に使わっていた言葉
“safety triangle”
、、??
調べてみました

こちらの文献に詳細にまとまっています(画像もそちらから引用)


①神経根
②上関節突起
③椎体頭側終板

上記から形成される三角形で、神経根ブロックや椎間板穿刺時のsafety zoneです

kambin


・より安全なのはtriangleの直角に近い部位
・下位に行くに従って広くなるが、L5/Sでは狭くなるのに注意
・加齢によっても狭くなる

という事のようです。確かにTLIFの時もこんな感じの景色を後ろから見ている気がします。。

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最近の低侵襲脊椎手術についてのお勧め本
内視鏡手術の第一人者でもある西良先生執筆の項もあります

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医局の先輩が論文を投稿しようとしたものの、あえなくreject...
ボスから“fight backしてみては?”とアドバイスがありました
ふぁいとばっく??調べてみました

『研究結果を誤って解釈されてrejectされたと判断した場合』
『査読で言われた修正項目を直したのに、あとで別な指摘を受けてrejectされた場合』

上記のような場合に編集長(Editor-in-Chief)にメールを送り、編集者の決定に同意できない理由を説明すること、のようです
結構それでacceptまで至る例もあるようです
諦めない姿勢で何とかなることもあるんですね、、

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医学統計の本でも有名な、浅井先生の医学論文の書き方についての書籍です




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