road to spine

大学院を卒業し、田舎の病院で脊椎内視鏡手術を行っています 脊椎外科医になるために必要な事を備忘録も兼ねて たまに資産形成、英会話などについても

以前研修していた病院の上司が、糖質制限推しでした。
入院させた肥満患者はすべて糖質制限食(量が少なくてブーイングがすごかった)だし、外来でも糖質制限関連の本を一覧にしてメモまで渡して患者に勧めていました。

一部の内科の先生には、相対的に脂質の割合が高くなるなどの理由で、あまり整形外科医がそこに手を出すことに否定的な意見を裏で言われましたが、、

たしかに整形外科診療において肥満・糖尿病は大敵です。
変形性関節症(OA)のリスクでもありますし、骨折治療の際の血糖コントロールは超重要。

やはり同じことを考えている先生はいるようで、調べてみたら福岡には整形外科スポーツ&糖質制限クリニックなんてものもあります。

僕自身も、なんちゃって糖質制限(米パン麺類は基本摂取しない)を実践しています。
やはり太りづらいし、お肉は気にせず食べているのであまりストレスもありません。

上記の上司が勧めていた本です。原理的には納得するものはあります。



溜まった楽天ポイントの効率的な使い方ですが、
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昨日妊婦の腰痛で初めて知った「骨盤輪不安定症」。
怪しげな病名と思いましたが、標準整形外科学にはしっかり載っていました、恥ずかしい。

定義は
『両仙腸関節と恥骨結合に何らかの緩みや異常可動性が生じ、骨盤輪が不安定となった状態』
であるとのことです
実際どのような骨形態の変化や不安定性があるのでしょうか?
妊婦なのでレントゲンは撮れないだろうしなぁ、、と思っていたら、超音波で診断できるかもよ、という報告がありました

日本腰痛会誌,10(1): 144 – 148, 2004 骨盤輪不安定症における超音波診断法の検討
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yotsu/10/1/10_1_144/_pdf/-char/ja

結果の記載が短すぎて、健常者とどれくらいの違いがいまいち分かりませんでしたが、、

他にもMRIで評価をした文献も(仙腸関節付近の評価のみ)
ーー妊娠・産褥期の仙腸関節部痛MRIによる評価  臨床整形外科 (0557-0433)39巻6号 Page821-826(2004.06)

標準整形外科学には、骨盤輪不安定症の保存加療抵抗例には手術が必要になるとも書かれています。

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