road to spine

大学院で臨床・研究中の整形外科医 脊椎外科医になるために必要な事を備忘録も兼ねて たまに資産形成、英会話などについても

現在後期研修1年目で、大学病院等のローテートを終え今月から市中病院で研修しております。
主治医として患者様と関わり始めました。
先日、初めて腰椎圧迫骨折の患者様を受け持ちました。
初期研修でなんとなく診た気になっていましたが、いざ受け持つとなると
初期治療はどうしたらいいの?コルセットは何がいいの?リハビリは?検査はどこまでするの?
、、と分からないことだらけでした。

椎体骨折のガイドライン自体は存在していなくて、骨粗鬆症の予防と治療ガイドラインに一部載っています。
http://jsbmr.umin.jp/pdf/GL2015.pdf
これの58ページあたりからです。

施設によっても治療方針が違うため、こういったガイドラインに目を通すことは患者様の為にも、自分の身を守るためにも必要と思われます。 

自分は整形外科ですが、今後初期研修医等に質問される可能性があるので備忘録。

まとめると
脳神経外科医専門医取得は初期研修2年+専門医研修4年終了した翌年(医師7年目)
翌年に脊髄外科認定医(医師8年目)
その翌年に脊髄外科指導医(医師9年目)

と、totalで9年が最短コースのようです。

新専門医制度で変更ありましたら訂正します


脳神経外科専門医取得に必要な項目(日本脳神経外科学会HPより抜粋)

(1) 卒後臨床研修2年の後、第6条に定める研修プログラムのもとで通算4年以上所定 の研修を経ること(脳神経外科専門医研修中の医師を脳神経外科専攻医。ただし、この間少なくとも3年以上脳神経外科臨床に 専従し、基幹施設に 6 か月以上在籍すること。
(2) 別表の症例経験目標を満たし、筆頭演者として学会(生涯教育クレジット5点以上) で発表2回以上、筆頭著者としての論文(英文和文を問わない。査読付き)採択受理 1編以上あること。

表は当記事に添付の画像参照


脊髄外科認定医取得に必要な項目(日本脊髄外科学会HPより抜粋)

必須条件

脳神経外科専門医の資格を有し、日本脊髄外科学会会員を2015年12月31日までの時点で連続して4年以上継続していること。(2011年12月31日までに入会している方)

申請条件

認定訓練施設で1年以上の研修経験があること。訓練施設長の推薦書の提出。
脊髄外科指導医のもと、日本脳神経外科学会認定研修プログラム基幹施設あるいは研修施設、または旧A項、C項病院の常勤医として手術経験があり、複数の脊髄外科指導医の推薦がある者。
特例として、過去に十分な脊髄外科の経験と当学会への貢献がある脳神経外科専門医を審査の対象とする。
上記条件に加えて、以下の手術症例・学術活動として下記項目をスコア化しており、一定スコアをクリアしていること。

手術症例:クリニカルスコア
執刀医あるいは第1助手として、頚椎・腰椎変性疾患の手術を中心に脊椎脊髄手術の経験を総計100件以上有していること。(提出書類として手術症例リストを添付願います。)

学術活動:アカデミックスコア
日本脊髄外科学会での過去4年間の発表
特別講演(ランチョン、サテライト、ハンズオンなど)、シンポジウム
一般発表(口演、ポスター発表)
その他全国規模の主要学会(日本脳神経外科総会、日本脳神経外科コングレス、日本脊椎脊髄病学会、日本脊髄障害医学会、日本脊椎・脊髄神経手術手技学会、国際学会に限る)での過去4年間の発表
特別講演(ランチョン、サテライト、ハンズオンなど)、シンポジウム
一般発表(口演、ポスター発表)
※学会発表については筆頭演者に限る
脊椎脊髄に関する過去10年間の論文(邦文・英文 共著を含める)
脊髄外科教育セミナーの参加
などをもとに判定する。

※手術手技及び学術活動の基準については別添選考基準に記載

以上を満たし、選考委員会で選考した後に日本脊髄外科学会理事会で承認を得て、脊髄外科認定医と認める。

なお、認定医の資格の継続は、【4年間で2回の学会参加】を条件として4年毎に再認定するものとする。


脊髄外科指導医取得に必要な項目(日本脊髄外科学会HPより抜粋、一部改変)

必須条件

日本脳神経外科学会専門医であること。
日本脊髄外科学会の会員を前年12月31日までの時点で連続して4年以上継続していること。
脊髄外科学会認定医であること。

上記条件に加えて、以下の手術症例・学術活動として下記項目をスコア化しており、一定スコアをクリアしていること。

手術症例:クリニカルスコア
過去4年間に日本脳神経外科学会認定研修プログラム基幹施設あるいは研修施設、または旧A項、C項病院にて執刀医または第一助手として実際に参加した手術が手術総計200件以上であること。(提出書類として手術症例リストを添付願います。)
学術活動:アカデミックスコア
脊髄外科学会での過去4年間の発表
特別講演(ランチョン、サテライト、ハンズオンなど)、シンポジウム
一般発表(口演、ポスター発表)
その他全国規模の主要学会(日本脳神経外科総会、日本脳神経外科コングレス、日本脊椎脊髄病学会、日本脊髄障害医学会、日本脊椎・脊髄神経手術手技学会、国際学会に限る)での過去4年間の発表
特別講演(ランチョン、サテライト、ハンズオンなど)、シンポジウム
一般発表(ポスター発表含む)
※学会発表については筆頭演者に限る
脊椎脊髄に関する過去10年間の論文(邦文・英文 共著を含める)
※手術手技及び学術活動の基準については別添選考基準に記載

共通選考基準 2016年度のもの
<手術手技基準>
(1)頚椎・腰椎変性疾患の割合が原則として50%以上であること
(2)申告手術数の合計20%まで算定される手術手技
 1)末梢神経手術手技
(3)申告手術数の合計10%まで算定される手術手技
 1)脊髄刺激療法に関する手術
 2)脊髄バクロフェン持続注入療法に関する手術
 3)椎体形成術
(4)審査除外対象手術手技
 1)創傷治癒・髄液漏・術後出血に関する再手術
 2)脳脊髄液減少症に関する手術(ブラッドパッチ等)
 3)局所麻酔下での疼痛緩和目的の手術手技全般
 ※なお、PELDについては通常手術症例とする。 



整形外科経由より難関と聞いていましたが、確かに条件も厳しい印象です。


後記研修に入り時間がなく全く更新できておりませんでした。できる範囲で更新を。

まとめると
整形外科専門医取得は6年間研修した後(医師7年目)
日整会認定脊椎脊髄病医は、その翌年(医師8年目)
日整会認定脊椎脊髄外科指導医は、更にその翌年(医師9年目)

最近、専門医機構でいろいろあって、2015年4月に初期研修を開始した学年以降は、1年早く取得できるようになるというも話もあります。(2019年追記:結局制度変更延期になったので下記のまま)


整形外科専門医取得に必要な項目


[1] 6年以上の研修期間を有すること(臨床研修期間を含めてもよい)

[2] 本学会の認定した研修施設での研修3年以上を含む4年以上の整形外科専門研修を修了していること

[3] 整形外科研修記録に掲載された整形外科卒後研修ガイドラインに示された研修を修め、整形外科専門医の評価を受けていること

[4] 主著者である論文と主発表者である学会発表、各1編以上

[5] 申請時までに本学会が主催する骨・軟部腫瘍特別研修会の受講3単位と医療安全に関する研修単位3単位以上を含む、[6] 必須14分野の認定教育研修講演等を計30単位以上受講する

[7] 申請時に4年以上引き続き正会員であること 


日整会認定脊椎脊髄病医取得に必要な項目

[1]整形外科専門医であること

[2]次の各号に定める単位を3年以内に24単位以上修得することを要件とする。

(1)日本整形外科学会が主催する資格取得のための脊椎脊髄病研修会への出席 1回2日 12単位。

(2)脊椎脊髄病に関する学会への出席 1回1単位。ただし、6単位までとする。

(3)臨床経験10症例 6単位。ただし、10症例を超える場合も6単位までとする。


日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医取得に必要な項目


1.日本整形外科学会脊椎脊髄病医であること。
2.日本脊椎脊髄病学会に入会後 4 年以上を経過していること。
3. 執刀医または第一助手として担当した手術症例の数が 300 例以上であること。ただし、手術症例には抜釘、halo 装着、生検、創傷処置(デブリードマン)、血腫 や感染による再手術、単純な穿刺・切開、掻肥、経皮的手術は含まない。
4. 前号の手術症例の中に、執刀医としての症例を 200 例以上が含まれており、さらに、その内訳が、頚椎部が 10%以上、腰椎部が 30%以上であること。 また、代表的執刀手術の手術記録を 30 例提出すること。
5. 脊椎脊髄に関連した業績が 5 編以上あること(学会発表、講演、論文、著書など: 共著可)。
6. 評議員 3 名の評価を受けること。
7. 直近の 4 年間に 2 回以上本会学術集会に出席していたこと。
8. 直近の 4 年間に本会が認定した医療安全対策・感染防止対策・倫理等に関する研修単位(ただし、本会学術集会時または本会教育研修会等で開催されるものに限 る。)を 1 単位以上取得したこと。
9. その他、見識や指導力を含めて、理事会が要請する要件を備えていること。


なので学会に入るタイミングは
日整会→初期研修終了直後(医師3年目4月) 
日本脊椎脊髄病学会 →医師5年目4月
上記までに入る必要があると考えられます。 

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