road to spine

大学院を卒業し、田舎の病院で脊椎内視鏡手術を行っています 脊椎外科医になるために必要な事を備忘録も兼ねて たまに資産形成、英会話などについても

2020年01月

先日のJALASで聞いて知らなかったワード
『rising psoas sign』
知りませんでした、調べました。

簡単にまとめると、
・XLIFやORIFなど側方からのアプローチの際に気を付けるべきCT所見。
・腰筋が前方に張り出していると、レトラクトなどの操作で腰神経叢や大腿神経損傷リスクが高くなる。
・特にL4-5椎間板レベルでは、上記神経が術野に近接している。
・きちんとした定義はないが、ある文献ではCT axi像で下記2つを定義。
  (A)付着部が椎体側面の前方1/2 以上で離れているもの。
  あるいは、(B)筋の前縁が椎体 前縁より前方に突出しているもの。
(Journal of Spine Research Vol.7 No.3 2016 OLIF 施行例における大腰筋の走行異常(Rising psoas sign)の検討 谷田 司明ら 京都大学整形外科)

risingpsoas


オンライン英会話は寝当直との組み合わせが最高です
1回25分が数百円なので、最悪コールや診察が入ってもそんなに痛手にはなりません
僕がやっているのはレアジョブの月8回コースです
当直時と、気が向いたら自宅で早朝にレッスン
月に8回だと、足りないくらいです
講師の雑談はなかなか聞き取りが難しいけど、教材に沿ったレッスンなら何とかなります
たまにハズレの講師(体調とかもあるのかな?)で、評価の星2つ以下をつけるとレッスンチケットを1枚もらえます

4月からコール回数が減る勤務先になるので、毎日コースを検討しています

他にもいろいろな会社がありますが、レアジョブのメリットとしては大手のため
・安い
・システムが使いやすい
・教材が豊富
・フレキシブルなキャンセル、変更が可能

デメリットとしては
・フィリピン人のみ(少し訛りがある)
・深夜のレッスンがない(レッスン開始時間は6:00-24:30の間のみ)
・講師の口コミが見れない(検索で総合評価順のソートは可能)

下記の紹介コードで500円引きです。まずは無料の体験レッスンから始めてみては如何でしょうか。

レアジョブ英会話が初月500円キャッシュバックになります。始めてみませんか?
|紹介コード【d3cdccc8】 
https://www.rarejob.com/promotion/friendship/entry/

大学院進学にあたり、英会話にも取り組んでいます
喋れても片言のまったくの初心者です

本日はpodcastのコンテンツについて
無料で始めるハードルは低いし、通勤時の勉強として最適です

探しても英語だけの教材が多いんですね、初心者は日本語の解説も欲しい!
初級者向け+日本語解説付き、であれば
Hapa英会話
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/hapa%E8%8B%B1%E4%BC%9A%E8%A9%B1-podcast/id814040014?mt=2
がダントツです
1回20分くらいです
聞き取りやすいし、webコンテンツもとても豊富で復習もやりやすいです
なによりJunのコメントがとても前向きでモチベーションが上がります
通勤時に聞いて、お昼休みに復習しています
無料でこんな上質な教材がある時代、素晴らしいですね




研究会で、見落とされることが多い!と強調されていました。

white meniscus sign/ホワイトメニスカスサイン内側半月板後角損傷の所見です。
断裂した半月板の一部があたかも消失したかのように真っ白に見えることから名付けられました。
T2強調像(T2*)矢状面像で判断します。

こちらの論文の図1,2がわかりやすかったです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai/51/4/51_4_741/_pdf


実際にMRIを見ている動画があればよかったのですが、、端から1枚1枚画像を流していくと突然、半月板が真っ白になります。
内側半月板後角損傷は、中高年、女性に多く、軽微な損傷で受傷されるとされています。
適切な治療(場合によっては縫合など)で改善することもあり、放置するとOAの進行をきたすこともあり得るため、見逃さないように注意したいと思います。

膝のMRIも苦手意識が強いです
代表的な所見を見落とさないように、まとめていきます

バケツ柄状断裂/bucket handle tear
は半月板断裂が『距離の長い全層の長軸断裂』となった際に生じる

bucket hundle tear

・内側半月板に多く発症する
・断裂により分離した中央部分(バケツの柄)は顆間窩側に移行し、大腿骨加重面が入り込むと膝のlockingの原因となる
・顆間部へ変位した断裂片がPCLの下方に存在し、PCLが2本あるようにみえる

doublePCL


このページのトップヘ