英国生まれのコメディアンの、すきっ歯に似ていることから名付けられた舟状骨の外方脱臼のサインです。
こういう用語をサラッと使えるようになりたいものです。
時事メディカルより
こういう用語をサラッと使えるようになりたいものです。
時事メディカルより
■舟状-月状離開
手根骨のうち、舟状骨(しゅうじょうこつ)と月(げつ)状骨との間に障害が出たものです。舟状骨と月状骨間の解離(SL解離)が生じ、X線検査で3mm以上のすきま(Terry-Thomas徴候)がみとめられます。
進行すると舟状骨周辺の2次性の関節症となり、舟状-大菱形小菱形骨間関節(STT関節)の変形やSLAC(scapho-lunate advanced collapse)wristと呼ばれる状態が生じます。
[治療]
外傷などによる急性期のSL解離では、靱帯(じんたい)を修復する手術をおこないます。慢性期では、症状が軽ければサポーターなど対症療法をおこないますが、症状が強ければSTT関節固定や手根骨の部分切除、あるいは部分関節固定などの手術をおこないます。
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