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Q1
a.〇
b.〇
c.皮質骨を構成する基本的な骨単位はオステオン(パケットは海綿骨)
d.〇
e.ハバース菅を横方向に連結する神経・血管の通路をフォルクマン管という

Q2
a,b 膜性骨化(=結合織内骨化)→頭蓋底を除く頭蓋骨と、鎖骨
c,d,e 軟骨内骨化→四肢骨、脊柱、胸部、頭蓋底

Q3 
a.成長軟骨板は径成長の中心となる
b.成長軟骨板は軟骨内骨化
c.tidemarkは正常関節軟骨の最深層である石灰化層と深層の間に存在
d,e〇

Q4
a.〇
b.関節軟骨内には侵害受容器は存在しない(標準整形のNOTEに記載あり)
c.〇
d.軟骨器質の中で最も初期に分解を受けやすい基質はプロテオグリカンである(標整12版P67)

Q5
a.運動器慢性疼痛は3か月以上続く痛みである
b.神経障害性疼痛の第1選択は三環系抗うつ薬、SNRI、ガバペンチノイド
c.下行系抑制系を活性化させる抗うつ薬は有効
d.〇
e.それぞれが関連して混合性疼痛となることがある

Q6
a.b.骨形成マーカー
c.d.e.骨吸収マーカー

Q7
a.前方要素の荷重は頸椎50-60%、腰椎80%
b.c.d.e.〇

Q8
a.骨肉腫ではALP上昇
b.骨軟化症やくる病ではALP上昇
c.軟骨腫ではALP上昇しない
d.Paget病では骨形成、骨吸収共に↑ ALPも↑
e.前立腺癌骨転移は骨形成↑ ALPも↑

Q9 二関節筋 (Q&A 2-1-1参照)
a.b.c.d. 下肢では股関節と膝関節を挟む縫工筋、大腿直筋・膝関節と足関節を挟む腓腹筋
e.ヒラメ筋:起始は脛骨と腓骨の上部1/3 停止アキレス腱によって踵骨後部の踵骨隆起

Q10
a.〇
b.尺骨神経麻痺:鷲手
c.正中神経麻痺:猿手
d.前骨幹神経麻痺:下垂指
e.〇

Q11
a.〇
b.〇
c.運動機能をモニターする
d.運動機能をモニターする
e.〇

Q12
a.〇 関節リウマチは傍関節骨萎縮あり
b.〇 結核性骨関節炎では椎体の骨萎縮が有名
c.× 標準整形に骨萎縮を認めないと記載あり
d.× OAは骨硬化
e.× 上皮小体機能亢進症では異所性石灰化

Q13
a.〇
b.脂肪はT1high T2high →d
c.〇
d.骨皮質はT1low T2low→e
e.硝子軟骨はT1med T2high→b

Q14
a.〇
b.半月板は高エコー像
c.関節軟骨は低エコー像
d.〇
e.〇

Q15
a.軟部腫瘍で嚢胞性変化を伴うもの:神経鞘腫、滑膜肉腫、巨大で壊死を伴う肉腫
b.骨巨細胞腫では石鹸泡状陰影
c.骨肉腫:境界不明瞭な虫食い状および浸透状の骨融解像と種種の程度の腫瘍性骨新製造が混在、典型的なものとしてはsunburst appearanceやCodman三角
d.胞巣状軟部肉腫:臀部、大腿部の筋肉内に発生することが多い
e.線維性骨異形成症:すりガラス様陰影、骨皮質が菲薄化膨隆


Q16
a.アセトアミノフェンは中枢作用
b.ほとんどのNSAIDsは酸性薬剤
c.COX-2選択阻害薬でも消化管障害は生じうる
d.トラマドールは弱オピオイドであり、悪心嘔吐傾眠の副作用はある
e.〇

Q17
a.神経障害性疼痛の第1選択は三環系抗うつ薬、SNRI、ガバペンチノイド
b.〇
c.〇
d.トラマドールで便秘の発生頻度は高い
e.〇

Q18
a.PMMAは骨セメントであり骨との化学的な結合はない(結合するのはβ-TCPなど)
b.〇骨セメントは圧縮力には強いが引っ張り力には弱い
c.〇
d.PMMAは粉状のポリマーを有機溶剤のモノマーで溶解して使用
e.温度が高いほど硬化時間は短くなる

Q19 ガイドライン参照
a.〇
b.抗凝固薬内服でも適応あり
c.〇
d.体重制限も特に記載なし
e.〇

Q20 骨・関節術後感染予防ガイドライン2015参照
a.バイオクリーンルームでの感染減少エビデンスは高くない
b.〇
c.こちらもエビデンス高くない
d.ポピドンヨード含有するドレープで感染が減少する可能性がある
e.〇