症例によっては避けては通れない頸椎前方アプローチ
教科書を見ると左からアプローチしましょうと書いてあります
何故かそうするかは書いてないことが多い、、
その理由としては右は反回神経の破格の可能性があるため
通常の走行はこちら

右は正常では鎖骨下動脈の下をくぐります
破格では鎖骨下動脈の起始異常があり、通常より頭側で迷走神経から直接分枝するため、右側アプローチの際に損傷リスクがあります
破格の頻度は0.5-1.0%

引用 https://www.jrhh.or.jp/pdf/news/news_20220314.pdf
ですので、鎖骨下動脈の起始異常がなければ右側からアプローチしてよい、ということになります
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