医局に入っている医師はどこかのタイミングで大学院に入ることが多いです。
もともと市中病院などで働いていた医師が大学院に入るにあたり、保険証問題は不可避です。
選択肢としては下記となります。

・国民保険
任意継続の手続を行っていなかったり、大学病院の職員になれない場合、国保になります。前年(1月~12月)収入が1200万円以上の場合、年間保険料は上限に達しますので80万円となります。
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/hoken_nenkin/kokuho/ryounosantei/ryouhayamihyou.files/H31_hayami_soushotoku_kyuyo.pdf

・健康保険

 ①任意継続:前年に勤務していた勤務先の保険を任意継続することで2年間、同じ保険を使用することができます。(任意継続できるかどうかは勤務先によります、手続きも期限があるので12月までくらいに確認するとよいでしょう)
もともとが健康保険(民間病院)の場合、標準報酬30万円以上もらっていたはずですから、上限額となり、年間保険料は約36万円となります。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/r2/ninkei/13tokyo.pdf

もともとが地方共済(公務員病院)の場合、多職種と一緒、一律の保険料です。県にもよりますが年間40万円前後となります。

 ②大学医員枠を貰う:週に4日以上の医員枠を貰えれば、大学病院からの健康保険に入ることができます。3か月勤務すれば(正確には2か月と1日以上)、上記の任意継続が可能です。保険料は医員の間に貰った標準報酬次第です。(計算は上記のリンクと同じ)


結論としてはやはり、金額が2倍近くなる国民保険をなんとしてでも避けるのが良い、ということになりそうです。

公務員扱いの病院に勤務している方の注意点があります。地方公務員共済に加入しているはずですが、その場合、任意継続には1年+1日以上の勤務が必要です。1年間ぴったりでは任意継続できません。その辺も考慮して大学に戻る前の年の勤務病院を選ぶ必要があります。


大学院での研究で不可避の統計学、本当のゼロから勉強する場合は、この本がとても分かりやすいです。