Patellar-Pubic Percussion test
恥骨に聴診器を置いて、膝をトントン叩いて聞こえる音を両下肢で比較する、というものです。
骨折あるとそちら側の下肢は聞こえない、もしくは減弱します。
初めて見たときは衝撃的でしたが、結構精度が高い印象でした。
文献を渉猟しているサイトがありました。
http://rockymuku.sakura.ne.jp/seikeigeka/PPP.pdf
やはり結構有用なようです。大体はすぐに画像検査で判明しますが、どうしても画像が取れない当直や訪問診療などでは良いですね。
このテストが載っている本は見たことがありませんが、下記の本は整形外科初学(初期研修~後期研修前半くらい)での身体診察必須事項が掲載されています。