road to spine

大学院を卒業し、田舎の病院で脊椎内視鏡手術を行っています 脊椎外科医になるために必要な事を備忘録も兼ねて たまに資産形成、英会話などについても

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アフィリエイトサイトみたいな感じの題名になってしまいました、、
いま、某業務で過去問と見比べながら今年発売された整形外科Q&Aの新版を読んでいます
5年前に発売された旧版と比べると構成、内容ともに変わっており、しかも直近の過去問は新版にしか載ってないものもあります
旧版から削除された項目は、今年の試験では一問も出ていませんでした
主な違いとしては
・臨床問題の削除
・ロコモなどの項目の追加
などです
分厚さは変わりませんが、時間のかからなかった臨床問題がなくなり、結果としてボリュームアップしています
もし旧版で勉強進めている方がいるようでしたら、勇気を持って買い替えをお勧めいたします







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**ご指摘あればコメントに願います!

Q81 高齢者の転倒後の股関節痛、大腿骨近位部骨折疑うがXpとCT axiでは分からない場合の検査方法
a.b.
c.×  股関節造影では関節外骨折が診断できない
d.e.

Q82 大腿骨非定型骨折について
a.b.〇
c. 前駆症状は60%程度で認めるとされる
d.e.〇

Q83 症例問題;左脛骨近位部関節内骨折、区画症候群(区画内圧高値、足背動脈触知不良)
a.〇
b.× 血圧を下げても区画症候群の加療にはならない
c.× 靭帯などの軟部組織評価は急がない
d.〇
e.× 内固定を急いで行う必要はない

Q84 症例問題;側頚部皮下腫瘍切除後の副神経麻痺
a.〇
b.× 損傷部位は頚部の後方三角であり、胸鎖乳突筋の支配神経部位より遠位
c.× 僧帽筋は外転機能に関わる
d.× 3か月以上回復傾向にない場合、手術を考慮する
e.〇

Q85 腕神経叢損傷について
a.× 節前損傷(引き抜き損傷)は中枢損傷で、神経移植術はその効果が期待できない。神経移行術や筋移行(移植)が行われる。
b.× 下位型では手指の麻痺
c.× 引き抜き損傷かどうかは軸索反射が鑑別として有用 後根神経節と末梢神経の連絡は途絶えておらず、体性感覚誘発電位は有効でない
d.〇
e.× Oberlin 法は肘関節屈曲機能再建(上腕二頭筋)

Q86 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)について ガイドライン参照
a.× 好発年齢は30~50歳台
b.× 特定できるリスクファクターは無い
c.〇 
d.〇
e.× ステロイド局所注射は短期的投与を推奨


Q87 手のスポーツ損傷の症状あるいは合併症の組み合わせ
a.b.c.〇
d.× ラガージャージ損傷;深指屈筋腱末節骨付着部での断裂
e.× 舟状骨偽関節;舟状骨-月状骨間の解離に伴う近位手根列背側回転型手根不安定症

Q88 ハムストリングスの肉ばなれについて
a.× 急激な筋の過伸張、過大な自動収縮などで生じる
b.× 再発を繰り返すことが多い
c.× 損傷が大きければ陥凹を認める
d.〇
e.× 陸上競技では急激な収縮が加わる短距離で多い

Q90 前十字靭帯損傷について
a.× 保存加療では前十字靭帯不全による膝崩れにより半月と軟骨が損傷するため、手術加療が一般的
b.× 確定診断は徒手検査やMRI
c.d.〇
e.× 非接触ではknee in(外反)で生じることが多い

Q91 症例問題;小児膝痛、Xp画像あり→離断性骨軟骨炎(OCD)診断
a.× 腫瘍を疑う所見は無い
b.〇
c.× まずは保存加療
d.〇
e.× 腫瘍をや代謝疾患などを疑う所見は無い

Q92 若年女性の左足関節痛、CTより距骨骨軟骨障害
a.〇
b.× 4か月経過、癒合しておらず辺縁も硬化、血流は無いと考えられる
c.d.e.〇

Q93 基本的ADL尺度のBarthel indexの項目
食事・移乗・整容・トイレ・入浴・歩行(移動)・階段昇降・更衣・排便・排尿の全10項目
a.b.c.〇
d.× 手段的ADL
e.〇


Q94 症例問題 術後肺塞栓症疑い その後のリハビリについて
d.〇 さらに血栓が飛ぶ可能性があるので、床上安静

Q95 母指以外の指屈筋腱断裂に対する腱縫合後3週時点のリハビリ
a.b.〇
c.× 3週でようやく自動運動に耐えられる強度とされるので、筋力訓練はまだ
d.〇
e.× 同上

Q96 上肢装具とその目的の組み合わせについて
a.× 対立装具:母指と他の指を対立位にする
b.× 逆ナックルベンダー;指関節伸展位、MP伸展位
c.d.e.〇

Q97 大腿義足の立脚相で腰椎前弯が増強している症例
a.× 長さの不適合で出現するのは側屈
b.〇 
c.× ソケットの初期内転角不足で側屈する
d.×
e.〇

Q98 自動車損害賠償責任保険における後遺障害について
a.〇
b.× 自覚症状のみの痛みで認定の対象になった例がある(14級)
c.d.e.〇

Q99  身体障害者障害程度等級で5級に相当するもの
a.〇
b.× 両上肢のすべての指を欠くもの;2級
c.〇
d.〇
e.× 一下肢が健側に比して三cm以上短いもの;7級


Q100 介護保険制度における要介護(要支援)認定について
a.× 保険者は市町村および特別区(東京23区)
b.c.d.e.〇


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Q61 症例問題:12歳男子の左大腿部痛、Xpあり→大腿骨頭すべり症
a.b.〇
c.転位あり、手術適応
d.Kleins lineは正面像で評価する
e.〇

Q62 特発性大腿骨頭壊死症の診断について
a.b.〇
c.× crescent signは軟骨下の骨折線
d.〇
e.× ステロイドパルス療法後3か月以内の発症

Q63 症例問題:股関節脱臼後の大腿骨頭壊死に対して手術施行(術後画像;大腿骨骨切り後)
a.b.〇
c.× 骨切りで対応できており、画像上もtype C-1以下であると考えられる
d.× 疼痛は壊死の発生ではなく、骨頭軟骨の圧壊によるものとされる
e.〇

Q64 THAについて
a.× 殿筋内脱臼股でも適応あり
b.× 術後脱臼率は差がない(股関節OAガイドラインより)
c.d.〇
e.× そのようなエビデンスは無い

Q65 症例問題 中年女性、右股関節痛、股関節造影Xpから滑膜骨軟骨腫症を診断する問題


Q66 変形性膝関節症について
a.〇
b.× 関節軟骨の摩耗、関節裂隙の狭小化、軟骨下骨は硬化する
c.× 上昇しない
d.e.〇


Q67 内側OAに対する治療法→関節デブリ、HTO、UKA、TKA
a.〇
b.大腿骨のみの骨切りは一般的ではない
c.d.e.〇

Q68 膝関節に発生する骨壊死に関連するもの
a.b.×
c.〇 SLE→ステロイド使用
d.〇 放射線療法後の骨壊死
e.×

Q69 骨端症について手術不要の疾患を選ぶ問題
a.b.c.d.× 手術加療
e.Sever病:踵骨骨端症 保存加療で予後良好

Q70 先天性内反足の治療
a.× ギプスでは前足部内転と踵部内反ならびに凹足を矯正
b.〇
c.× 手術加療は1歳ごろ
d.× 出生後早期に治療を開始する
e.〇

Q71 crush syndromeについて
a.× 輸液としてカリウムを含まないものを用いる 血液は濃縮している為、全血輸血は行ってはならない
b.× 腫脹はある程度時間が経ってから生じる
c.d.e.〇

Q72 開放骨折の初期治療について
a.× 静脈出血に対しては基本的に圧迫止血だが、大きな動脈損傷などでやむなく使用することはある
b.× まずは損傷程度の把握と洗浄・デブリードマン
c.〇
d.× 生理食塩水で洗浄
e.× 陰圧閉鎖療法は組織再建の代替手法にはならない


Q73 骨折の合併症について
a.× 異所性骨化;急性期の治療は局所安静
b.〇 
c.× CRPS;拘縮予防を
d.〇
e.× 脂肪塞栓症候群のGurd基準 大基準:点状出血斑、呼吸症状とX線像上の両肺野病変、頭部外傷や他の原因によらない脳神経症状

Q74 小児の骨折について
a.× 成人に比べ頻度は高い
b.〇
c.× 若木骨折は不全骨折
d.× 長管骨骨折後過成長は成長軟骨板で生じる
e.× 回旋変形は殆ど自家矯正されない

Q75 脊椎・脊髄損傷の初期診断について
a.× 神経症状を増悪させるリスクがある場合は行わない
b.× sinal shockの際は弛緩性麻痺
c.〇
d.× Sacral sparingは回復の可能性
e.〇

Q76 症例問題 頸椎に骨化がある方の転倒、脊損 C6/7損傷
a.× 転倒は低エネルギー
b.〇
c.× C6/7転位あり手術適応
d.〇
e.〇

Q77 症例問題 肩関節前方脱臼非整復例、下垂手
a.× 麻痺もあり、手術適応
b.× 完全に噛みこんでおり、整復困難
c.〇
d.× 整復困難であり全身麻酔下での手術が妥当
e.〇

Q78 転位のある上腕骨外科頚2part骨折について
a.〇
b.× 転位があるなら手術適応、もしくは保存療法の場合は安静期間を設ける
c.〇
d.× 軸位(頭側から見下ろす様な撮影方向)ではなく、側面もしくは斜位で評価
e.〇


Q79 橈骨遠位端骨折について 橈骨遠位端骨折ガイドライン
a.× 推奨度は低い
b.× 必須ではない
c.× 男:女 1:3.2
d.〇
e.〇

Q80 症例問題;69歳女性の交通外傷、不安定型骨盤骨折、循環動態不安定
a.b.〇
c.× 病院前の対応としては間違っていないが、病着後は通常用いない
d.e.〇



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Q41 多発性内軟骨腫症(Ollier病)の標準整形画像に酷似 悪性化すると軟骨肉腫

Q42 糖尿病に伴う末梢神経障害
a.b.c.〇
d.× 発症早期にアキレス腱反射は低下
e.〇

Q43 脳性麻痺児の痙縮の治療
a.b.c.d. フェノールブロックも行われることがある
e.特に記載なし

Q44 ロコモ度テスト
a.〇
b.× 特に検索しても出ないです
c.× 運動器不安定症
d.e.〇

Q45 フレイル Friedの基準
  1. 体重減少
  2. 主観的疲労感
  3. 日常生活活動量の減少
  4. 身体能力(歩行速度)の減弱
  5. 筋力(握力)の低下

Q46 肩関節の解剖
a.肩峰と腱板の間には肩「峰」下滑液が存在する
b.〇
c.上腕骨頭は30-40度程度後捻している
d.〇
e.〇


Q47 RSA適応は「原則70歳以上」、「他の筋肉には問題ないが腱板断裂によって肩の構造が破綻し肩の挙上が不能な状態」、「レントゲン上、関節に変形が認められる状態」

Q48 肘関節 標準整形の肘関節のところに全て載っています
a.上腕三頭筋の肘伸展作用は特に内側頭が強い
b.上腕二頭筋は回外位で強力な肘屈曲をもたらす
c.d.〇
e.回内は方形回内筋→円回内筋の順番に収縮

Q49 例年出ている前骨間神経麻痺、後骨間神経麻痺、手根管症候群などの鑑別
肘痛が初発+tear drop signより、前骨間神経麻痺
a.〇母指球筋が委縮するのは手根管症候群
b.Froment徴候は尺骨神経麻痺
c.自然に改善する例も多い
d.肘屈曲テストは肘部管症候群
e.手関節掌側部のTinelは手根管症候群

Q50 ボタン穴変形;PIP過屈曲、DIP過伸展。基節骨頭が側索の間からボタン穴に入るように突出する。
a.×
b.〇
c.×
d.e.〇
 
Q51 Heberden結節;中年女性に多く発症するDIP関節の変形性関節症。
a.×中年女性
b.〇乾癬性関節症やReiterでDIP関節炎あり
c.×20%にBouchard結節を合併
d.×関節軟骨の摩耗と骨棘形成が特徴
e.〇

Q52
a.有効脊髄前後径が広いため脊髄麻痺を呈することは殆どない
b.〇
c.原因として多いのは頸椎捻挫や咽頭炎
d.難治例では後方脊椎整復・固定術  筋切りは先天性斜頸
e.〇


Q53 頸椎症性脊髄症
a.〇motor type
b.〇
c.×術後C5麻痺は5%程度
d.〇
e.〇

Q54 特発性側弯症
a.b.〇
c.椎体回旋は椎弓根の位置で判断する
d.〇
e.Cobb角は上位終椎上面と下位終椎下面の接線のなす角

Q55 胸椎OPLL
a.上~下位胸椎が好発部位
b.c.d.〇
e.不安定性が症状に寄与することがあり、固定術の必要性は高い

Q56 腰部脊柱管狭窄症
a.馬尾症状のためBabinski(-)
b.Jacksonは頸椎
c.d.〇
e.FNSTは椎間板ヘルニアなどの神経根症状で陽性になる

Q57 腰痛診療ガイドライン

Q58 腰椎分離症
a.〇
b.罹患部位は関節突起間部
c.d.e.〇


Q59 神経鞘腫 頻出の髄膜腫との鑑別
a.〇
b.石灰化がみられるのは髄膜種
c.〇
d.dural tail signは髄膜種
e.〇

Q60 脊椎に発生した骨巨細胞腫について
a.放射線の効果は低い
b.若年者に多い
c.d.e.〇



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Q21 化膿性脊椎炎
a.確定診断は培養検査
b.軽症であればまずは抗生剤加療
c.起因菌によっては術式は変わらない 罹患椎体数、全身状態など
d.感染が沈静化しても不安定性が遺残する場合などは手術
e.〇

Q22 
通常の化膿性関節炎ではなく、人工関節の周囲感染だから関節液の糖値は不要、という意味の問題であると考えられます
a.b.c.〇 D-dimerは局所の熱感腫脹に対する鑑別診断のため検査
d.×
e.〇

Q23 結核性脊椎炎
a.× 中下位胸椎から腰椎に好発
b.c.〇
d.× 我が国は欧米と比較して高い
e.〇

Q24 薬剤耐性菌感染症
a.b.c.〇
d.× MRSAガイドラインP117参照
e.〇

Q25 強直性脊椎炎
a.〇
b.× 基本NSAIDsで、DMARDsが考慮される場合もあるが、TNF 阻害薬が有効な強直性脊椎炎や乾癬性関節炎などの血清反応陰性性関節炎に対しては TCZ(IL-6阻害薬) の効果は弱い
c.× 運動療法が重要
d.〇
e.〇

Q26
a.b.〇
c.環軸椎亜脱臼はRAで見られる、脊椎関節炎ではむしろ骨化傾向
d.e.〇


Q27
a.× 筋組織の破壊はない
b.c.〇
d.× 圧痕浮腫を伴う滑膜炎:RS3PE症候群
e.× RF陰性

Q28 関節リウマチのメトトレキサートガイドライン参照
P7表 4 開始時スクリーニング検査に載ってます
a.〇
b.×
c.〇
d.×
e.〇

Q29 血友病性関節症
a.× 血友病性偽嚢腫
b.× 末期の時に人工関節
c.〇
d.× 関節内
e.〇

Q30 深部静脈血栓症ガイドライン参照
a.〇上記ガイドライン
b.〇上記ガイドライン
c.× 中リスクなので薬物不要
d.〇 
e.× ルーチンにエコーを行う必要は記載なし

Q31
a.× 第2中足骨
b.× 月状骨
c.× 足舟状骨
d.× 上腕骨小頭
e.〇

Q32 Perthes病
a.b.〇
c.× Drehmannは骨頭すべり症
d.× 内反骨切りが最も一般的
e.〇


Q33
a.〇
b.×予後不良
c.×Ⅰ型コラーゲン
d.×一部を除き常染色体優性
e.×体幹短縮型

Q34 
a.〇
b.× 多趾症:下肢では軸後性(第5趾側)が多い
c.× 合趾症:第2,3趾に多い
d.〇
e.× 積極的にギプスを行うのは先天性内反足

Q35 骨盤に骨透明像、脊椎にCalve扁平椎→Langerhans細胞組織球症


Q36 遺伝性低リン血症性くる病・骨軟化症
a.〇
b.× 伴性優性遺伝
c.d.e.〇

Q37 骨粗鬆症治療のための1日のカルシウム摂取目標量→700-800mg


Q38 標準赤経の続発性悪性骨腫瘍の項を参照
a.〇 まれに瘻孔部に扁平上皮癌が発生することがある(標準整形)
b.× 悪性化しない
c.〇 0.5%悪性化 骨肉腫など
d.×
e.〇 骨肉腫名地


Q39 デスモイド型線維腫症
a.〇
b.× 遠隔転移しない 浸潤のみ
c.d.e.〇

Q40 PVS
a.〇
b.× 膝
c.〇
d.× 骨巨細胞腫とは全く別のもの
e.〇


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