大腿骨骨幹部骨折、特に横骨折の髄内釘加療では回旋変形が残ることがしばしばあります。
1割以上の患者で10度以上の回旋変形を認めるという報告も複数あります。
教科書や文献的には内外旋ともに15度までが許容範囲で、外旋変形が症状が出やすいとされます。
術中に確認する方法としては、下記の三つが有名
・Cortical step sign(内外側の皮質の厚さを同じにする)
・Diameter different sign(透視上の直径を同じにする)
・Lesser trochanter sign
健側の小転子の見え方-膝蓋骨の位置の関係と同じように整復
最近ではEspinoza techniqueという、髄内釘の前捻に大腿骨を合わせるという手法もあるようです。
できることはやっていこうと思います。
1割以上の患者で10度以上の回旋変形を認めるという報告も複数あります。
教科書や文献的には内外旋ともに15度までが許容範囲で、外旋変形が症状が出やすいとされます。
術中に確認する方法としては、下記の三つが有名
・Cortical step sign(内外側の皮質の厚さを同じにする)
・Diameter different sign(透視上の直径を同じにする)
・Lesser trochanter sign
健側の小転子の見え方-膝蓋骨の位置の関係と同じように整復
最近ではEspinoza techniqueという、髄内釘の前捻に大腿骨を合わせるという手法もあるようです。
できることはやっていこうと思います。